志賀高原は国立公園であるとともに、1980年に日本で最初にユネスコに承認された第一世代のユネスコエコパークです。
標高2,000m級の山々や雄大な自然が広がる日本有数の観光レクリエーション地として発展してきました。1960年代以降にスキー場を中心とした急速な開発が進められてきましたが、人為の影響がなく原生的な森林が大面積で保たれており、自然環境の保全と利活用により発展してきた地域として、「自然と人間社会が共生」する持続可能な地域づくりを実践するモデル地域です
2015年9月「国連持続可能な開発サミット」が国連本部にて開催され、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。
持続可能な開発目標(SDGs)は、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、2030年までに達成する17の目標と169のターゲットの指標を掲げています。人間と地球の「やるべきことのリスト」であり、持続可能な未来のための青写真でもあります。
経済・社会・環境をめぐる広範の課題を解決することをめざし、SDGs達成に向けた取り組みが先進国・開発途上国、全ての国に適用され始まっています。
各国・地域・地球規模でアジェンダの実施のための行動を起こす必要があります。
一般社団法人志賀高原索道協会は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
志賀高原では、閉鎖したスキー場の森林再生のためにABMORI(エビモリ)「後世に残そう森・水・いのち」〜志賀高原から世界へ 未来へ〜のコンセプトのもと植樹プロジェクトを行っています。ユネスコスクールである山ノ内町立東小学校では、「DNAレベルでの志賀高原の森林再生」を目指して、志賀高原で採取したドングリを使用して植樹する苗を育てる「育苗プロジェクト」を実施しており、学校全体で森林再生に取り組んでいます。
志賀高原ではSGDs の取り組みとしてプラスチックごみの削減のために、使用済みのリフトキーチケットの回収ボックスを各スキー場のリフト券売り場に設置しています。回収したリフトチケットはデータ消去・消毒をした後、再利用させていただきます。志賀高原の自然保護活動にご理解・ご協力をお願いいたします。